生まれたばかりでも、初節句はしなければならないのでしょうか?

生まれたばかりでも、初節句はしなければならないのでしょうか?

三月三日のひな祭りは、元来、年齢を問わずに女性のお祭りとして行なわれていました。

それが、江戸中期頃から、女の子の誕生を祝って行なわれる初節句が盛んになって、それが現代に受け継がれています。

初節句は、こどもが生まれて初めてのひな祭りです。
そのため、本来の意味でいえば、3月3日に生まれても、その日が初節句になります。

しかしながら、実際のお祝いは、お宮参り(生後30日前後)を基準として、生まれてから初めてのひな祭りがお宮参り以前に来る場合は、お祝いを翌年に延ばす家庭が多いようです。